こんにちは!Nori(@fx_nlife)です。
イーサリアムのガス代(手数料)っていくらなの?
分散型取引所(DEX)の取引手数料や、通貨の送金にかかる料金はいくらなんだろう…?
そんな疑問を解消します。
と、様々なニュースやTwitterで騒がれています。
2021年のバブル期は、資金額として1,000万円以上のプレーヤー以外は、イーサリアムでは手数料負けするよ…と言われていました。
とはいえ、DeFiやNFTブームが一旦落ち着きつつある現在(2023年5月)、イーサリアムの手数料(ガス代)は落ち着きつつあります。
本記事では、イーサリアムのガス代を簡単に調べられるサイトや、ガス代(手数料)の計算方法について解説していきます。
イーサリアムのガス代(手数料)について、サクッと知りたい方の参考になれば幸いです!
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イーサリアムのガス代っていくらなの?
イーサリアムのガス代を調べるには、「Ethereum Gas Tracker」のサイトを確認すると、現在のガス代(手数料)がわかります。
ちなみに、2023年1月時点の手数料がこちら。 (1ドル=130円で算出)
項目 | 金額 |
---|---|
ERC20系トークンの送金 | 166円 |
Uniswapで仮想通貨をスワップ(交換) | 220円 |
Open SeaでNFTを販売 | 566円 |
2021年は、トークンの送金に2,000円以上かかっていたので、だいぶ安くなりましたね!
「Ethereum Gas Tracker」 は、ガスの設定(Low/Average/High)ごとの金額がリアルタイムで確認できるため、非常に便利です。
ERC系トークンを送金するときの手数料や、分散型取引所「Uniswap」の手数料など、様々な手数料が記載されているので、重宝するサイトですよ。
その他にも、 「Ethereum Gas Tracker」 では、ガス代ごとの取引承認時間の目安を確認できます。
例えば、上記のグラフでは、以下の関係となります。
- ガス代:15(Gwei)⇒180sec(3分)
- ガス代:16(Gwei)⇒30sec(0.5分)
ガス代をケチると、取引承認時間が10倍以上になるケースもあるので目安を確認しておくと便利ですよ。
手数料(ガス代)の変動を確認したいときは
「Gas Now」というサイトで、手数料(ガス代)の推移を確認できます。
ガス代が高い時間帯をチェックしたいときに、眺めてみると視覚的にわかりやすいサイトですよ。
手数料(ガス代)の計算方法
イーサリアム上でNFT売買や送金を行うための手数料は、上述したサイトでざっくり確認ができます。
ですが、さらに細かい計算式を知っておきたい方は、下記を参考に見てみてくださいね。
ガス代の計算方法は、次の式です。
ガス代=ガスプライス×ガスリミット
ガスプライス(Gas Price)
ガスプライスは、上述した「Low」、「Average」、「High」で設定されている数値です。
単位は「Gwei(ギガウェイ)」。
1Gwei=0.000000001ETH です。
0の桁が多すぎて、感覚が掴みにくい単位なんですよ….
ガスリミット(Gas Limit)
ガスリミットは、分散型取引所などのアプリで設定されている値でして、通常変更しません。
例えば、分散型取引所「Uniswap」で通貨同士の交換(スワップ)する場合は、ガスリミット(Gas Limit)はこんな感じで表記されています。
手数料を計算してみよう
では、上記を例にガス代を計算してみましょう。
ガス代の計算方法は、
ガスプライス×ガスリミット=ガス代
でしたね。
実際に、「遅い(Low)」の手数料を計算してみると、
24.444[Gwei]×290692 = 0.007105 [ETH]
確かに、自動計算されている上記写真の値と一致することが、確認できました。
基本は、Uniswapやメタマスクの取引承認画面で、手数料が自動計算されて表示されます。
手数料が高すぎるな!と不安になった場合は、上記の計算方法で自分で確認してみましょう!
まとめ
イーサリアムのガス代を簡単に調べられるサイトや、ガス代(手数料)の計算方法について解説してきました。
まとめがこちら。
- ガス代(手数料)は、「Ethereum Gas Tracker」で調べられる
- ガス代の計算式は、「ガス代=ガスプライス×ガスリミット」
イーサリアムで通貨を送金したり、NFTを売買する時の、手数料を知りたい時に便利ですので、チェックしておいてくださいね!
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