こんにちは!Nori(@fx_nlife)です。
イーサリアムの大型アップデートが行われるって聞いたよ。
イーサリアムの将来価格って上昇していくの?
そんな疑問を解消します。
イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」が、2021年8月5日に行われました。
このアップデートにより、イーサリアムは供給される量より、減少する量が多いデフレ仕様になっていく予定なんですね!つまり価格上昇が期待できます。
さらに、2022年9月には、POW(プルーフ・オブ・ワーク)→POS(プルーフ・オブ・ステイク)へ仕様が変更される「マージ」という超大型アップデートが予想されているんですね。
今回は、過去のイーサリアム大型アップデートで何が変わったのか、今後のイーサリアム(ETH)の価格動向についてまとめていきます。
イーサリアムを買って、ガチホしてみようかな….と考えている方の参考になれば幸いです!
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アップデート後のイーサリアム価格は?
イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」が行われました!
アップデート後の、イーサリアム価格がこちら。(2021年8月時点)
イーサリアムアップデート後の初動は、「爆上げ」といった市場反応です。
相場には、「噂で買って、事実で売れ」という格言がありますが、イーサリアムの場合は、アップデート実行後も価格上昇の勢いは衰えず。
イーサリアムにつられて、元気がなかったビットコインの価格上昇も見られます。
イーサリアムの将来価格は?
結論からいくと、イーサリアムの価格上昇はまだまだ続きそうです。
もちろん、短期では、一旦調整が入ると思いますが、1~3年の長い目で見れば、上昇トレンドを描くのでは…と予想しています。
では、なにを根拠にイーサリアムの価格が上昇していきそうといえるのかというと、イーサリアムのアップデートに含まれる「イーサリアム手数料の一部がバーン(焼却)される仕組み」が大きいんですよ。
イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」
まず、イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」で行われた内容がこちら。
- ETH1.0チェーンの手数料モデルの変更
- BASEFEEオペコード
- 手数料の一部がバーン(焼却)される仕様を実装
- 0xEFバイトで始まるコントラクトの拒否
- ディフィカルティボムを2021年12月1日まで延期
上記5つのイーサリアム改善提案が盛り込まれたアップグレードでした。
この中で、僕たちが関心ある「イーサリアムの価格」に最も影響があるのが、「手数料の一部がバーン(焼却)される仕様を実装 」という部分です。
イーサリアムは、これまで供給量の上限が決まっていないため、供給上限が決まっているビットコインと比較すると、「価値の保存性」がなく、価格上昇に懐疑的な側面がありました。
通貨が無限に発行できてしまう状況では、インフレになって通貨の価値は下がってしまいますよね。
実は、アップデート後のイーサリアムも供給量に上限がない点は変更ありません。
しかし、イーサリアムの総供給量が減少していくような「デフレメカニズム」が仕様として導入されたんですよ。具体的には、イーサリアムのスマートコントラクトを実行するための手数料の一部がバーン(焼却)される仕組みが導入されています。
イーサリアムの実際のバーン(焼却量)は?
イーサリアムのロンドンアップデートから3日後には、すでに12,700ETH(約40億円)以上のETHがバーンされました。
3日で40億って、すごい規模でバーン(焼却)が進んでますよね。
イーサリアムの実際のバーン(焼却量)は、こちらのサイトからリアルタイムで確認できます。
上記サイト内で、横軸が年数、縦軸がETHの発行数量の将来の予測グラフをシミュレートできます。
グラフの予測によると、2022年には、ETHの総発行量が頭打ちになり、その後、総供給量がゆるやかに減少していくことが確認できるんですよね。
事前予想によると、手数料がバーンされる仕様の実装によって、365日間で合計296万7937ETHが焼却(burn)され、その期間中のイーサの供給量増加量は76%減少すると推定されています。
イーサリアムの焼却は、株式投資でいう「自社株買い」。
ある企業が「自社株買い」を行うと、市場に出回る株の総量が減少するため、1株あたりの価格上昇が起こりますよね。
仮想通貨の「燃焼(バーン)」も、株の「自社株買い」とまったく同じ構造のため、1通貨あたりの価格上昇が期待できるんですよ。
よって、長期にわたりイーサリアムの 「燃焼(バーン)」 が行われていきますので、イーサリアムの価格上昇が期待できます。
イーサリアムで人気のアプリはというと
さきほどご紹介した、 イーサリアムの実際のバーン(焼却量)が確認できるサイトから、バーン量に寄与している「イーサリアム上で稼働しているアプリ」を知ることができます。
「イーサリアムのバーン量が多い」=「人気がありたくさんつかわれているアプリ」を確認できるんですね。
「burn leaderboard」を確認した結果がこちらです。
一番上のTopは、謎の特定アドレス(取引所?)なので省きます。それ以降の上位5位を見てみると、以下のような順位です。
- OpenSea(NFT)
- Uniswap V2(DeFi)
- Tether (Stable)
- Axie Infinity (NFT)
- Uniswap V3 (DeFi)
このバーン量が多いアプリを見ることで、現在の分散型アプリ(Dapps)の流行りを分析することができるんですね。
上記の結果から、現在は、NFTに関連するアプリの人気があります。
NFT関連のアプリは、①OpenSea、④Axie Infinity。DeF関連のアプリは、②Uniswap V2、⑤Uniswap V3が該当します。
OpenSeaは、世界最大の「NFTマーケットプレイス」なんですね。
Uniswapは、有望なアルトコインが買える便利な分散型取引所(DEX)なので、興味のある方はこちらもチェックしてみてください。
DeFiに資金が集まっているのかなと思っていただけけに、意外な結果でした。
NFTの人気の高さを再認識です。
イーサリアムのETFにも期待
2021年10月19日に、米国初となる暗号資産(仮想通貨)ビットコインに連動した上場投資信託(ETF)が上場されました!
ビットコインの次は、イーサリアムが来るよね!という流れが市場に起きていますね。
イーサリアムのETFが承認されると、機関投資家が買いやすい商品となりますので、イーサリアムへ大きな資金が流れこむ期待があります。
イーサリアムの価格に重大な影響を与える、今後のETFの動向もチェックしていきましょう!
さいごに
イーサリアムの大型アップデートで何が変わったのか、今後のイーサリアム(ETH)の価格動向についてまとめました。
イーサリアムの価格に影響するアップデートは、「イーサリアムの総供給量が減少するデフレメカニズムの実装」でした。
イーサリアムの総供給量は2022年以降、減少に転じていきますので、イーサリアムの将来的な価格上昇が期待できそうです。
長い目で見れば、イーサリアムの価格は上昇基調だと思いますが、価格の上下動(ボラティリティ)が高いため、定期的な積み立て投資がおすすめ。
イーサリアムの積み立ては、コインチェック、ビットフライヤーで可能です。
ブロックチェーン、特に既存の金融システムを刷新する可能性を秘めているイーサリアム。
機関投資家たちの注目度も高い銘柄のため、今後の価格動向をチェックしつつ、長期の積み立てにより資産形成をしてみてはいかがでしょうか?
僕も、イーサリアムは長期で保有するつもりで、定期的に買い増ししつつ、ガチホ中です。
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