こんにちは!Nori(@fx_nlife)です。

Revoke(リボーク)って何?
リボークができる「Unrekt」の使い方が知りたいな。
そんな疑問を解消します。
突然ですが、「Revoke(リボーク)」って知っていますか?
DeFiをさわっていると、何かの操作を実行するとき、MetaMaskが立ち上がり、「Approve」という承認処理が必要ですよね。
この承認処理を取り消す作業を「Revoke(リボーク)」といいいます。
一般的に、信頼できない(scamであったり、ハッキング被害があった)サイトに対して「Approve(承認)」をしてしまった後は、このRevokeをしておかないと最悪資金が抜かれることも、、、
ということで、「Revoke」ができる「Unrekt」という便利なアプリの使い方をご紹介していきます。
▼DeFiに慣れていない方は、まずはこちらの記事でリスクを理解してくださいね▼


▼DeFiで仮想通貨を高利回り運用する方法は、こちらの記事でまとめていますので、合わせてチェックしてみてください▼


なぜRevoke(リボーク)が必要なのか


怪しい(悪意のある)DeFiサイトに接続し、MetaMaskの「Approve(承認)」をした状態にしておくと、ウォレットから資金が抜かれてしまうリスクがあります。
あるサイトに対して、「Approve」をすると、サイト側から自分の財布であるMetaMaskにアクセスできる状態に。
例えると「ドアが開けっぱなし」になっている状態ですね。
ある程度、信頼されているDeFiサイトであれば大丈夫だとは思いますが、ポッと出の「魔界」と呼ばれるようなscamが疑われるサイトの場合は「Revoke」しておくのが安心だと思います。
実際に僕は、BSCの魔界と呼ばれる怪しげなサイトにいくつか接続し「Revoke」をしていない期間もありましたが、今のところ被害にはあっていません。
というわけで、「Revoke」はすべきかなといった感じなんですが、この「Revoke」が簡単にできる「Unrekt」というサイトがあります。
その使い方を紹介しますね。
Revokeができる「Unrekt」とは


「Unrekt」という、簡単に「Revoke」ができるサイトがあります。
「Unrekt」は、「Smart Contract Allowance Checker」。
その名の通り、スマートコントラクトの「Approve(承認)」状況を一覧でチェックし、revoke(取り消し)できるんですね。
ちなみに、身も蓋もないですが、この「Unrekt」というサイトも「scamっぽいな。。」と僕は疑心暗鬼でしたw
ちょっとお化けのようなキャラが胡散臭いんですよねw
TwitterやYoutube、Discordを見る限り、「魔界」に参加されている方々は、この「Unrekt」を信頼して「Revoke」処理をしているようなので、 僕も問題ないと判断し使用しています。
「Unrekt」の使い方
この「Unrekt」の使い方はというと、非常に簡単です。
実際にrevoke作業をやってみますね。
まずは、「Unrekt」にアクセス。
「Connect」を押すと、MetaMaskが立ち上がるため、「Unrekt」への接続を承認します。


すると、過去にMetaMaskで接続を承認したリストがズラっと表示されます。


表示されるのは、以下3つの項目です。
- 「Token」 :使用を承認したトークン(仮想通貨名)
- 「Contract」 :使用したサイト名やコントラクトアドレス
- 「Allowance」:「Approve」を行ったブロックナンバー
ここで、「Contract」の列には、「Pancakeswap」や「Cream」などのメジャーどこは表示されるものの、マイナーなDeFiサービスは表示されません。そのため、自分でrevokeしたいDeFiサービスを探し出す必要があります。
「Approve」した日付は、新しい順(Blockの値が大きい順)に上から並んでいますので、時系列に追っていけば、revokeしたい対象を見つけやすいと思います。
ここでは、「NEON」というトークンの使用許可「Approve」を「Revoke」してみます。



「NEON」はscamとは確定していないものの、いわゆる「魔界」のDeFiサービスです。
「Revoke」のやり方はとても簡単。
「Unrekt」に接続し、NEONの横にある「Revoke」を選択すると、MetaMaskが立ち上がります。


revokeを承認するために、「確認」を押します。


「NEON」のRevokeは、$0.13(約13円)でした。



Revokeの処理にも手数料が発生します。
10~20円程度の手数料ですので、ハッキングされるリスクを考えれば、安いものかと。
以上で、Revoke処理が完了です!
Revokeできていれば、Revokeボタンの下に完了を示すマークが表示されますので、確認してみてください。


こんな感じで、怪しいサイトの「Approve」はガンガン「Revoke」しておくと安心かと。
さいごに
「怪しいサイトに接続したら」忘れずやろう、「Revoke」。
ということで、自分のお金を守るために、リスク管理(Revoke)はやっておきましょう!
とはいえ、「「Unrekt」というサイト自身がそもそも信頼できるの?」といった意見もありそう…
僕自身も「Unrekt」を使用する前は、信頼できるのかがちょっとひっかかっていましたw
なので、ここはDYORの精神で、自分で調査し、リスクを判断していただければ!



僕は、いろいろ調べた結果「Unrekt」はリスクは小さいかなと判断し、「Revoke」を行っています。
以上、DeFiのスマートコントラクトで行った「Approve」を取り消せる「Unrekt」のご紹介でした!
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