こんにちは!Nori(@fx_nlife)です。
FXで安定的に稼ぐコツを教えて。
そんな疑問を解消する記事です。
僕は、投資歴15年のサラリーマン投資家です。
投資からの収益が1,000万円に到達しました。
2021年は、引き続き、FXのデイトレードを毎日している日々です。
そんな僕は、ここ数年、やっと安定的にFXで利益をだせるようになってきました。
ドヤっているようで恐縮ですが、事実です。
「コイツ、うさんくさいな、、」と思われる方は、これまでの収益を公開した記事もチェックしてみてくださいね。
そんなこともあり、先日下記のツイートをしました。
5月のFX 収益を集計💡
— のり@仮想通貨&FX (@fx_nlife) June 1, 2021
収益は順調でしたが、終盤に欲張りすぎて10万円の含み益を抱えています😂
とはいえ、今年に入ってから、5ヶ月連続プラス。
自分の中で「何かを掴んだ」気がするので、トレードノウハウを言語化していこうかなと。
今週末にブログにまとめる予定です😇 pic.twitter.com/nEktnD8hXB
安定的にFXで利益を出せるようになったコツを、自分なりに言語化してまとめようと思い立ちました!
今回、僕が普段行っているFXトレード手法をまとめていこうと思います。
FX収益が安定せず、トレード手法に迷っている方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです!
【前提】トレード手法
トレードの種類
FXのトレード手法としては、ざっくり以下の4つがあります。
- スキャルピング:数秒~数分で売買
- デイトレード :数時間~1日で売買
- スイングトレード:数日~1週間
- 長期トレード :1週間以上
4つの手法の中で、僕の場合は「デイトレード」がメイン。
「デイトレード」に加え、日をまたいで持ち越したものを「スイングトレード」する手法を行っています。
チャートの時間軸
チャートの時間軸は、以下の2つをチェックしています。
- 10分足(デイトレード用)
- 日足 (スイングトレード用)
その他は、大きなトレンドを確認するために、たま~に「月足チャート」を確認するぐらいです。
安定的に利益を出す【FXトレードの3つのコツ】
FXで安定的に利益を出せるようになったコツは、以下の3つだと考えています。
- FXのトレードの判断指標は3つのみ
- レバレッジは10倍以下
- マイルールを必ず守る
FXのトレード指標は3つのみ
僕は以下の3つの指標のみを、トレードの判断指標としています。
- MACD
- 移動平均線(SMA)
- ボリンジャーバンド
3つ、、と書きましたが、8割型「MACD」を売買の指標として使っています。
ほぼ1つの指標のみで売買の判断をしているため、他にも見なくていいのか…と自分で思うほど、1点集中ですw
それでも、安定的にFXで利益を出せているので、よしとしています。
補足:チャートの時間軸によって、指標の見え方が全然違います
普段見るチャートの時間軸は、固定しておきましょう!
チャートの時間軸によって、上記であげた指標の見え方が全然違って見えるためですね。
例えば、「10分足」と「日足」チャートの見え方。
上記の図で、単純移動平均線である水色の「SMA25」ラインを見ると、「10分足」は下降トレンドなのに対し、「日足」は上昇トレンドなんですよ。
自分がチェックするチャートの時間軸を決めておかないと、売買の判断がブレブレになってしまいます。
普段、自分が見るチャートの時間軸を固定して、トレード指標をチェックするようにしましょう!
自分が得意な時間軸を見つけ、その時間軸でトレード指標を追い続けることが大事ですよ。
僕の場合は、「10分足」をひたすらチェックするスタイルです。
MACD
僕がトレードで絶大な信頼をおいている指標、「MACD(マックディー)」。
MACDは移動平均線を応用したテクニカルの手法で、信頼性の高いテクニカル指標として知られています。
事実、僕はMACDを頼りに、ほぼ8割の取引をしています。
MACDを神のように崇めて使っている状況ですねw
MACDの定義がこちら。
MACD = 短期EMA-長期EMA
MACDシグナル = MACDのEMA
EMAとは、直近の価格の比重が重い「指数平滑移動平均線」のことです。SMA(単純移動平均線)に比べ、直近の価格影響が強く反映されます。
MACDのパラメータ値は、短期EMAが12、長期EMAが26、MACDシグナルが9と設定する場合が多いです。僕もこの設定値で使ってます。「GMOクリック証券」のデフォルト設定値です。
僕はGMOクリック証券を10年ほど使ってますが、スマホアプリが使いやすく、トレード指標の表示設定も簡単なため、おすすめのFX取引所です。
→GMOクリック証券の口座開設はこちらからどうぞ。
MACDの定義をご紹介しましたが、MACDは上述した2つの移動平均線を使って「買い」と「売り」の判断を行う指標なんですね。
具体的には、こんな感じで売買のエントリーをします。
- 「MACD線」が「シグナル線」を上抜けたら「買い」
- 「MACD線」が「シグナル線」を下抜けたら「売り」
さらにMACDの定義や詳細を勉強したい方は、こちらのページが分かりやすいため、参考にしてみてくださいね。
能書きはもういいよ、、となりそうなので、具体的にどんな使い方すると、勝率が高く利益を稼げるのかを僕のトレード方法をもとに、ご紹介していきますね。
MACDを使った買いエントリー
僕は、MACDの「ヒストグラム」を参考に「買いエントリー」と「売りエントリー」を行っています。
ヒストグラムは「MACD」から「MACDシグナル」をマイナスすることで算出される棒グラフの指標です。
10分足チャートを例見てみましょう。
MACDのヒストグラムを見ると、「買いのポイント」は以下2点
- 買い①:ヒストグラムが上昇に転換したポイント
- 買い②:ヒストグラムが0のポイント
上記のポイントで「買いエントリー」を行うと勝率が高い傾向です。(僕の過去経験より)
一般的なMACDは、ヒストグラムが0のポイント(「MACD線」が「シグナル線」を上抜けたら「買い」)が定石です。
僕はそれに加え、ヒストグラムが上昇に転換したポイントで買いを狙うようにしています。
なぜなら、上記ポイントで買いを入れると、その後の上昇幅を大きくとれるケースが多いためですね。
このように僕は、上述した2つの買いポイントをもとに、FXの買いポジション(ロング)を持つようにしています。
売りエントリー
次は、売りエントリーのポイントです。
下記の10分足チャートを例に見ると、「売りのポイント」は以下1点
- ヒストグラムが下降に転換したポイント
一般的なMACDの使い方としては、「「MACD線」が「シグナル線」を下抜けたら「売り」」です。
つまり、MACDのヒストグラムでみると、下降しつつヒストグラムが0になったポイントですね。
しかし、ヒストグラムが0になる前に価格の下落が始まるケースが多いため、デイトレードでは、ヒストグラムが下落した直後に売りを入れるようにしています。
そうすることで、かなり早い段階で損失を回避することができます。
このように僕は、上述した1つの売りポイントをもとに、FXの買いポジションを決済しています。
MACDのダマし
MACDは下記のような「ダマし」が発生するため、注意する必要があります。
ヒストグラムが0のポイントに近づき、そろそろ買いシグナルが出るぞ!といった矢先に、MACDがシグナル線を超えられず下落に転じてしまうケースがあります。
このダマしを回避するには、MACD以外の指標も判断しつつ、、ということになります。
僕は、このダマしに引っかかった場合は、そのままガチホし、スイングトレードに移行することが多いです。
ちなみに、よく引っかかっていますw
そして、含み損をかかえつつ、スイングトレードに移行していますね。
ただし、、ですよ
基本、僕は長期で価格が上がるファンダメンタルがある通貨をタイミングを選んで売買するため、ダマしに引っかかった場合、ガチホが多いですね。
ガチホしているうちに、価格が上昇し、含み損回復!!というパターンを、たぶん100回以上経験したと思います。
MACDを使うときは、ダマしに引っかからないように注意してチャートをチェックしましょう。
また、ダマしに引っかかってしまった場合、長期の価格上昇を信じる根拠があれば、狼狽売りせずガチホするのがおすすめです。
MACDの説明が長くなりすぎてしまいましたので、残りの2つのトレード指標はサクッと行きたいと思います!
移動平均線
僕は先ほどご紹介したMACDと合わせて、単純移動平均線を売却や損切判断として使っています。
例えばこんな感じです。
ここでは、移動平均線(25(10分足の25本分の平均))のラインにかかったため、利益を確定させています。
ちなみに、上記例では、MACDのヒストグラムが下げ(青色)に転じてきており、MACDの指標とも売りポイントが合致していますね。
こんな感じで、MACDと組み合わせで移動平均線を使って、売却や損切判断に使っています。
移動平均線として、EMA(直近の価格を重く反映)を使う方が多いと思います。
僕はSMAを使っていますが、特に深い理由はなく、GMOクリック証券の初期設定だったから。
EMAも検証してみたんですが、EMAは直近の価格を反映しているため反応性がよく、ダマしが発生しやすいです。
僕的にはSMA(単純移動平均線)のほうが、売買の判断指標として使いやすい印象です。
ボリンジャーバンド
3つの判断指標の最後は、ボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは、エントリーした後の、売却や損切ポイントの判断指標として使える指標。
僕の場合、価格の上限値(利益確定をする)、下限値(買いでエントリーまたは、損切をする)の目安として使うことが多いですね。
ボリンジャーバンドは、標準偏差と正規分布の概念が用いられています。
つまり、「価格がこの範囲内に入る確率が高いですよ~」という目安になる指標です。
詳しくは、「au自分銀行」の記事が分かりやすいのでチェックしてみてくださいね。
実際にチャートでボリンジャーバンドを見ていきましょう。
上図のピンク色の線が、チャートの平均値に対して、±3σのラインです。僕は、3σのラインを主に判断指標としています。
確率的には、±3σの範囲内に約 99.7%の価格が入るはずだ!という指標です。
グラフをご覧いただくとわかりますが、±3σのライン内に価格がキレイに収まっている様子が確認できますね。
僕の場合は、移動平均線を目先の利益確定や損切として使うのに対して、ボリンジャーバンドは、「ここまで来たら、必ず買い/売り」という具合で、最後の砦として使っています。
ボリンジャーバンドは、移動平均線だけでは見えない売買の判断に使えるラインとして機能するため、使いこなしていきましょう!
レバレッジは10倍以下
FXのレバレッジは10倍以下で取引しましょう。
なぜなら、「リーマンショック級」の大暴落が発生すると、高レバレッジではロスカットされてしまうから。
過去、「リーマンショック」と「コロナショック」を経験した僕だからこそ、「FXのレバレッジは10倍以下にする」ことの重要さを皆さんに伝えたいです。
例えば、僕が「リーマンショック」時に25倍のレバレッジでFX取引していたら、すぐにロスカットをくらって全資金を飛ばしていました(汗)
レバレッジ25倍ということは、4万円の資金があれば、100万円分(4万×25倍)の取引が可能です。
口座に14万円入れているとします。1ドル100円のときに100万円分買ったドルが99円に下がると、損失は10万円。口座残高は4万円になり、証拠金維持率(口座残高÷証拠金)が100%になるため、ロスカットをくらいます。
1ドル1円の変動は、1日で発生するレベルの変動なんですよね。
ようするに、このレベルの変動でロスカットにひかかってしまうんですよ。
FX各社の「必要証拠金」と「レバレッジ」の関係は、こちらもチェックしてみてくださいね。
リーマンショック級の暴落にも耐えられる目安として、レバレッジは10倍以下にして取引をしましょう!
マイルールを必ず守る
上記で、「トレードの売買判断とする指標」や「レバレッジ管理」についてご紹介しましたが、設定したルールを守ってFX取引をすることが最重要です。
ルールを守ることで、感情に任せたトレードを排除できるためですね。
例えば、ギャンブルが好きな人って、一度負けると取り返そうとして、感情に任せてお金を投下してしまうことってありませんか?
僕はほとんどギャンブルをしません。そんな僕でさえ、FXで損が発生すると損を取り戻そうと感情に任せたトレードをして、多大な含み損を出してしまった過去があります。
それ以来、僕の中では、「MACDの指標に基づきトレード」、「レバレッジは10倍以下」、「自分の予測と外れた&長期で価格が上がるファンダメンタルズがないときは損切」、、という具合に「守るべきルール」を決めています。
このルールを守ることで、感情にまかせたトレードがなくなり、安定的に収益をだせているのかなと。
皆さんも、トレードをしていく中で、勝率が高いマイルールが定まっていくと思います。
大事なお金を失って、FXから退場しないように、自分の設けたルールを必ず守って取引しましょう。
まとめ
FXのデイトレードで収益を上げる3つのコツを解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
僕がFXで安定的に利益を出せるようなった3つのコツはこちらでした。
- FXトレードの判断指標は3つのみ
- レバレッジは10倍以下
- マイルールを必ず守る
やはり、トレード判断の指標は少なくしてシンプルにすると、日々のトレードやその検証がしやすいです。
そして、FXからの退場を防ぐために、レバレッジ10倍以下の低レバレッジ取引がおすすめ。
FXトレードの収益がなかなか安定しない…という方は、今回ご紹介した内容を1つの参考にして、自分なりのトレードスタイルを確立していってくださいね!
▼僕も長年お世話になってますが、GMOクリック証券はスマホアプリが使いやすくおすすめです。▼
→GMOクリック証券の口座開設はこちらからどうぞ。