こんにちは!Nori(@fx_nlife)です。
ビットコインは将来的に値上がりが期待できそうだけど、短期の価格変動が激しすぎ。
長期で積み立て投資をするのに、おすすめの取引所を教えて。
そんな疑問を解決します。
僕は投資歴15年のサラリーマン投資家です。
現在は、仮想通貨の将来の値上がりを期待し、ビットコインの積み立て投資をしています。
僕自身、ビットコインの積み立て投資を始める前に、「失敗はしたくない!!」と、「仮想通貨の積み立て投資」に関するメリット・デメリットを徹底的に調査していたんですよ。
今回は、そんな「仮想通貨の積み立て投資」に関するメリットデメリットをまとめました!
合わせて、ビットコインの積み立て投資が可能な仮想通貨取引所の比較と、おすすめの取引所について解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ビットコインを積み立て投資するメリット
ビットコインを積み立て投資するメリットがこちら。
- 少額から投資できる
- 時間分散することで低リスクにできる
- 購入タイミングに悩まない
- 高い税金を回避
順番に見ていきましょう!
少額から投資できる
ビットコインの積立投資は、1円~10,000円の少額から投資が可能です。
2021年10月時点で1ビットコインは600万円を超えていますが、積立投資では1,000円分だけビットコインを購入するといった積立ができるんですね。
このように、ビットコインの積立投資は、少額から始められます。
会社員の方で毎月定額の給与をもらっている方は、給与の一部をビットコイン積立に回すといった感じで、積み立て投資が利用しやすい仕組みとなっています。
少額から積立投資ができるので、無理なく長期間続けやすいいことが、大きなメリットですね。
時間分散することでリスクを小さくできる
積立投資は、時間分散して一定の金額分のビットコインを購入するため、価格変動によるリスクを小さくすることができます。
ビットコインの金額が高いときは少ないビットコインを購入し、ビットコインの価格が安いときは多くビットコインを購入するといった感じ。
これは、「ドルコスト平均法」という投資手法で、リスクを抑えつつ資産上昇時の利益を得ることが可能な手法です。
ビットコインが長期にわたって上昇していくとみるならば、ドルコスト平均法による積み立て投資はピッタリ。
短期間に発生する大きな価格変動(急落や急騰)に一喜一憂することなく、淡々とビットコインを積立できますよ。
ビットコインは、短期だとガツンと上がったり下がったりと不安定な動きをするため、精神衛生上よくないですw
しかし、ビットコイン価格は、かつての金のように、長期的には上昇を続けていく可能性が高いので、積み立て投資がピッタリだと考えています。
なので、ビットコインの積立は、長期積み立てによる時間分散した投資により、価格変動リスクを低減できるのがメリットです。
購入タイミングに悩まなくていい
積み立て投資は、自分で購入タイミングを決める必要がないため、失敗しにくい投資方法です。
ビットコインは価格の上下動が激しいため、価格の上昇局面では「高すぎるな」、価格の暴落局面では「怖くて買えないな。。」と、感情により購入判断が鈍ります。
ビットコインの値動きは激しいため、チャートの価格を眺めながら一喜一憂するだけで結構疲れるんですよね(笑)
積立投資であれば、そんな感情による不安や判断がなくなり、ほぼ自動でビットコインをコツコツ購入可能。
また普段、本業で忙しい人は、購入するタイミングを計ったり、日々の値動きを追ったり、といった余計な時間をかけずに済みますしね。
このように、ビットコインの購入タイミングに迷わない点が積立投資のメリットです。
今後、ビットコインは、急騰と暴落を繰り返しながら、価格を切り上げて高値更新していく可能性が高いです。
なぜなら、ビットコインは「発行枚数の上限が決まっている(2,100万枚まで)」という希少性があるためですね。
また、ビットコインが高値更新をしていく場合でも、過去の米国株式(S&P500株価指数)などと同様に、一本調子で上昇していくとは考えづらいです。
米国S&500指数は、5年間で大きな急落が数回ありますが、その後に高値を更新しています。
米国株S&P500指数と同様に、ビットコインも「急落」をしながらも、長期的には上昇していく値動きになると考えられます。
ビットコインの短期暴落に一喜一憂せずに、ガチホするには「積み立て投資」が最適なんですね。
高い税金を回避
仮想通貨にかかる税金は、株やFXと違って高額です。
仮想通貨の税金は「雑所得」に区分されるため、所得税が利益に応じて高くなる「累進課税」が適用されるためなんですね。
仮想通貨の利益にかかる税率がこちら。
所得税 | 住民税 | 復興特別所得税 | |
---|---|---|---|
税率 | 5~45%(所得額で変動) | 10%(一律) | 所得税の2.1% |
所得税の税率は、以下のように所得金額によって変わります。
所得が4,000万円を超えると、所得税と住民税として利益の半分以上(55%)が税金としてもっていかれてしまうんですよ(泣)
仮想通貨は、株やFXの分離課税とは異なり、利益額が大きいほど税金をたくさん納めなくてはいけないんですね。
上記の税制ですが、今後、仮想通貨がETF化(株のように株式市場で売買可能になる)されると、株と同じ税率(利益に対して、一律20%課税)になるのでは、と言われています。
なので、ビットコインは頻繁に売買せずに将来の値上がりを期待してガチホ。
そして、税制が変わった後に売却して利益を確定させるというのがいいのでは、と個人的に考えています!
リスクをとって利益を得ても、利益の大半を税金でもってかれるのはやるせないですもんね。。
ビットコインを積み立て投資するデメリット
次に、積み立て投資のデメリットです。
以下2点があります。
- 長期的な下落相場に弱い
- 大儲けしずらい
長期的な下落相場に弱い
ドルコスト平均法による積立投資の弱点は、長期的な下落相場に弱いことです。
とはいえ、ビットコインは通貨の発行上限が決まっているため希少価値が担保されています。
そのため、ビットコインを欲しがる人が増えれば、数が決まっているため、供給と需要の関係で長期的に価格が上昇していくと考えられますよ。
僕は、長期的にビットコインの価格が上がっていくと考えているため、積立投資をしています。しかし、投資に絶対はないため、将来の価格はわかりません。
余裕資金で投資が鉄則です!!
積立投資は、長期に下落していく相場に弱い点は理解しておきましょう!
大儲けはしづらい
ビットコインの積立投資は、上述したようにリスクを低減できる反面、大儲けはしずらい投資手法です。
特に少額積立の場合は、大きな利益は狙いづらいです。
とはいえ、暴落局面で多額の金額をつっこみ、ビットコインを購入するのはめちゃくちゃリスクが高いですよね。
僕は、長い投資生活の中で、下落局面で購入した株や法廷通貨が、さらに下落して、多額の含み損をかかえたことが何度もあります(汗)
積立投資は、大儲けはしずらいものの、リスクが低減できるという点をふまえて、自分の投資に合うか考えてみてくださいね!
僕は、投資はリスク管理が第一だと思っています。
リスクが管理できないと、一発退場(資金ショート)ですからね(怖)
ビットコインの積み立て投資はどこがいい?おすすめ取引所
ビットコインの積み立て投資が可能な国内の仮想通貨取引所は、以下の3社です。
積み立て投資をするのにおすすめの取引所はというと、全自動で積み立てが可能なCoincheckです。
以下、3社の比較表です。
Coincheck | GMOコイン | bitFlyer | |
---|---|---|---|
最小積立金額 | 1万円 | 1,000円 | 1円 |
注文単位 | 1,000円 | 1,000円 | 1円 |
最大積立金額 | 100万円 | 5万円 | 100万円 |
積立手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
積立日 | 月1回 / 毎日積立て | 毎月10日 | 毎日1回/週1回/月1回/月2回 |
積立方法 | 指定銀行の残高から自動積立 | 取引所口座の残高から自動積立 | 取引所口座の残高から自動積立 |
「指定した銀行」から直接金額を引き落として、自動積立してくれるのは、Coincheckだけなんですね。
取引所に日本円を入金する手間がなく、銀行口座さえ指定すれば全自動で積み立て投資が可能。ズボラな方にとっては神がかったサービスかなとw
一方、少額からの積立投資に向くのは、「GMOコイン」や「bitFlyer」ですね。
以下、「Coincheck」、「GMOコイン」、「bitFlyer」の特徴の詳細を見ていきましょう。
2020年上期までは、仮想通貨の積立投資ができる取引所「Coincheck」1社だけでした。
今後も積立投資ができる取引所が増えていきそうですね。
Coincheck(コインチェック)
スマホアプリが見やすく使いやすいため、初心者にも評判が高い「Coincheckつみたて」。
「Coincheckつみたて」は、ビットコインだけではなく、Coincheckに上場しているすべての仮想通貨で積み立て投資が可能です。
2020年のはじめは、ビットコイン積立を行っている国内の仮想通貨取引所はCoincheckのみでした。
”積立するならCoincheck”という一強状態だったんですね。
「Coincheckつみたて」の特徴は、なんといっても”全自動”でビットコインが積立られる点。
Coincheckの口座に自分の銀行口座を登録しておけば、決まったタイミングで銀行口座から日本円を自動で引き落としてビットコインを購入してくれます。
Coincheckの面白い点としては、「月1積立」の他に「毎日積立」が選択できます。
月1にドカンと購入するのに対し、さらに時間分散してビットコインへ投資することが可能なのが「毎日積立」なんですね。
まぁ、個人的には月1でも長い目でみれば十分に時間分散ができていると思うので、単純な月1積立がおすすめです。
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)が2021年1月18日より、新しく提供を始めた暗号資産の積立購入サービス「bitFlyerかんたん積立」。
bitFlyerに上場しているすべての仮想通貨は、「bitFlyerかんたん積立」による積立投資が可能です。
bitFlyerは、「取引所の口座に日本円を入れておく」だけで、自動でビットコインを積み立て投資してくれます。
bitFlyerのスマホアプリも使いやすく、スマホアプリから簡単に仮想通貨の積立が可能です。
bitFlyerは、積立金額や積立期間の自由度の高さが最大の特徴ですね。
- 1円から積立可能
- 4つの積立パターン(毎日1回/週1回/月1回/月2回)から期間が選択可能
bitFlyerはなんと1円からビットコインの積立投資が可能です(笑)
少額から仮想通貨の積立を始めてみたい方にはぴったりのサービスだと思います。
GMOコイン
GMOコインは、2020年12月16日より、暗号通貨の積立購入ができる「つみたて暗号資産」を開始。
GMOコインに上場しているすべての仮想通貨は、「つみたて暗号資産」による積立投資が可能です。
「GMOコインの口座に日本円を入れておく」だけで、自動でビットコインを積み立て投資してくれます。
GMOコインの積立の特徴は、毎月1,000円からビットコインの積立投資が可能なことです。
かなり少額からスタートできますね!
また、GMO公式の「積み立てシミュレーション」が非常にわかりやすいです。
毎月の「積立金額」と「積立期間」を設定することで、実際に暗号資産を積み立てた場合のシミュレーションを行うことができます。
毎月1万円を積み立てる条件で、シミュレーションしてみました!
2019年1月から2021年1月まで、毎月1万円を2年間つみたてていたら、57万円の利益でした!
2021年1月の高騰が異常なので、利益が上振れしている感はあります。とはいえ、長期的に上昇トレンドであるビットコインであれば、安定した利益が期待できそうです。
積み立てる金額や期間を変えてシミュレーションしてみると、面白いと思いますw
その他、仮想通貨取引所
以前、ビットコインの積立サービスを行っていた会社はあるものの、現在積立サービスは行われていません。
Zaifコイン積立
現在サービス停止中です。(2021年7月現在)
DMMビットコイン
自動積み立てサービスは行われていません。(2021年7月現在)
まとめ
ビットコインの積立投資のメリット・デメリットのご紹介と、おすすめの仮想通貨取引所をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
全自動で積立投資をしたいならCoincheck
とりあえず1万円未満の少額から積立したいならGMOコインとbitFlyer
という選び方になるかと思います。どちらも積立手数料は無料ですしね。
「ビットコインの将来性に賭ける価値あり!」と思う方は、まずは積立投資からチャレンジしてみてください!
僕も現在、少額ではあるもののビットコインを積立投資中です。
以上、ビットコインの積立投資についてでした。